2013年12月16日月曜日

【感想】艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!

若干ネタバレ有り


笑いありシリアスありの艦これ青春ストーリー


そこそこ評判が良かったので買ってみました。
呉鎮から横鎮に転属となった陽炎が、問題児の寄せ集めである第十四駆逐隊の嚮導(旗艦)に抜擢され、それぞれがぶつかり合いながら成長していくと言った感じの物語です。
陽炎を中心とした第十四駆逐隊メンバー同士の交流が話のメインになっているので、海域を攻略していくような派手な展開はなく、内容としてはやや地味め。その分訓練シーンや鎮守府での規律・生活などの描写が多く、ここら辺はゲーム内で触れられない部分なのでなかなか面白かったです。

登場人物



・第十四駆逐隊
陽炎:主人公。割とイメージ通り

潮:おどおどしてる。でかい

霰:無口成分増量。んちゃと言わない

皐月:なぜか脳筋少女に。問題児役に抜擢された宿命か

長月:ヘタレ成分が追加。脳内男前枠だっただけにギャップが辛かった

曙:ヒロイン。暴言吐いて一番問題児なのにイメージ通り。だがそれがいい


・横鎮秘書官
愛宕:主要面子の次に出番は多い。でかい。ぱんぱかぱーん


・横鎮所属(ちょい役)
高雄:言動がややサツバツめいてる気がする。若干怖い

金剛4姉妹:見せ場はあるものの、出番は少ない

提督:安定の紳士枠。一応仕事はしてるっぽい


・横鎮所属(名前だけ登場)
鳳翔・霞・雷・島風・鳥海・電・深雪・間宮・赤城・加賀・龍田


・呉鎮所属(ちょい役)
神通:呉鎮での陽炎の指導教官

不知火:呉鎮での陽炎の相棒


感想

割と王道な感じで真面目にストーリーが展開しつつも、合間に艦これをプレイしてる人ならニヤリとするようなネタが適度に挟まれるので飽きずにすらすら読めました。「赤城=大食い」のような二次発祥的なものも少しありますが、そちらに傾倒しすぎることなく良い按配だったと思います。

設定や世界観については結構シリアスな部分もあり、特に「死」について明言しているのが印象的でしたね。実際戦って人が死んでいる世界なんだと思うと艦これワールドも中々にハードです。書かれている事が全て公式という訳ではないと思いますが色々興味深い。魚雷を撃つ時にスカートの中身が見えるのか。

個人的にこの作品で面白かったのが護衛艦としての駆逐艦にスポットが当たっていたところ。主人公達「第十四駆逐隊」が船団護衛の訓練で七転八倒する姿はなかなか楽しませて貰いました。ゲーム中でも、地味ながら重要な遠征で駆逐艦は欠かせない存在です。
軽巡に連れられて駆逐艦'Sでピクニック的なイメージも多い遠征ですが、輸送船団の護衛も危険な任務。うちの艦隊もデイリー消化の名の元に敵輸送船団を毎日襲ってますからね……。遠征中に敵に襲われるシステムが追加されるんじゃないかと戦々恐々です。


とまぁそんな感じで中々楽しめた一冊でした。ただ登場キャラクターが多すぎてどうしても一人一人の掘り下げが足りなかった感じはありますね。艦これゆえ仕方なしと言ったところでしょうか。あと「第十四駆逐隊」に抜擢されたメンバーはストーリーの都合上それぞれ独自の過去や濃いめの味付けがされています。そこらへんをあくまで創作物の一つと楽しめる人向けではあるかと。長月はそんな事言わない。次回作があるなら、全く違うメンバーの話でも今回のメンバーの続きでも面白そうです。





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